The Orthomolecular Times

2025.11.21 分子栄養学「老化を促進!? 糖化・AGEs(終末糖化産物)とは」

食事

分子栄養学の食事「カルシウムを多く含む食品」

カルシウムを多く含む食品には、どんなものがあるでしょう。

毎日の食事で摂る必要のある重要な主要ミネラル(多量ミネラル)、カルシウム(Ca)[ calcium ] 。

今回はカルシウムを多く含む代表的な食品
【魚介類、卵類・乳類、大豆製品・ナッツ類、野菜類、海藻類、いも類・果物類】

・大人が食べる1食分の食品

に、どのくらいのカルシウムが含まれているかを一緒に見ていきましょう。

カルシウムとマグネシウムは、複雑な相互作用が昔から知られている栄養素です※1。カルシウムとマグネシウムの摂取量は、おおよそ【2:1】の割合での摂取が「日本人の食事摂取基準(2025年版)」により設定されています※2

自分の目的に応じた、分子栄養学的なバランスの良いミネラル補給にお役立てください。

魚介類のカルシウム含有量※3

食品1食分(g)カルシウム(mg)マグネシウム(mg)
干しエビ大さじ1杯(7g)49736
ししゃも(焼き)3尾(60g)21634
うなぎ(かば焼き)中 1/2 尾(80g)12012
煮干し小さめ15尾(5g)11012
いわし(生)中2匹分(可食部 100g)7430
たらばがに(ゆで)足大2本(可食部 90g)4346
牡蠣(養殖、生)小3個(48g)4031
バナメイえび(生)2尾(40g)2715
しらす(微乾燥品)大さじ1杯(5g)267
あさり(缶詰、身、水煮)1/4 缶(21g)2310
さんま(皮なし、生)中1匹(可食部 100g)1525
秋鮭(白鮭、天然、生)切り身大(可食部 80g)1122
まあじ(皮なし、生)中1尾分(可食部 80g)1025
イカ(剣先イカ、生)刺身1人前(60g)728
さば(マサバ、生)切り身大(可食部 100g)630
アトランティックサーモン(養殖、皮なし、生)刺身7切れ(105g)529
ほたてがい(刺身用、貝柱、生)中2個(40g)316

卵類・乳類のカルシウム含有量※3

食品1食分(g)カルシウム(mg)マグネシウム(mg)
普通牛乳コップ1杯(200mL)22020
ヨーグルト(全脂無糖)1食分(100g)12012
パルメザンチーズ大さじ1(6g)783
カマンベールチーズ小1カット(15g)693
鶏卵(卵黄、生)1個(20g)282
鶏卵(全卵、生)1個(55g)256

大豆製品・ナッツ類のカルシウム含有量※3

食品1食分(g)カルシウム(mg)マグネシウム(mg)
木綿豆腐(凝固剤:硫酸カルシウム)1人前(100g)15034
絹ごし豆腐(凝固剤:硫酸カルシウム)1人前(100g)12033
ごま(煎り)小さじ1(6g)7222
糸引き納豆1パック(40g)3640
アーモンド(乾燥)10粒(10g)2529
えごま粒(乾燥)大さじ1(5g)2012
日本栗(ゆで)小5個(可食部 60g)1427
くるみ(煎り)5粒(15g)1323
アマニ粒(煎り)大さじ1(6g)1325
ピスタチオ(煎り)10粒(可食部 5.5g)77

野菜類のカルシウム含有量※3

食品1食分(g)カルシウム(mg)マグネシウム(mg)
モロヘイヤ(茎葉、ゆで)お浸し1皿分(60g)10216
かぶの菜(ゆで)普通サイズのかぶ1個分(50g)957
小松菜(ゆで)お浸し1皿(60g)908
おかひじき(ゆで)1/2 パック(50g)7524
春菊(ゆで)お浸し1皿分(中3株、50g)6012
チンゲンサイ(ゆで)中 1/2 株(50g)609
水菜(生)小1株(20g)426
オクラ(ゆで)4本(40g)3620
緑豆もやし(ゆで)1/2 袋(100g)2419
大根(根、皮つき、生)おでんの大きさ1個分(100g)249
白菜(ゆで)小さめ1枚(50g)225
大根の茎と葉(ゆで)小さめ1枚(50g)222
枝豆(ゆで)15さや分(可食部 25g)1918
ブロッコリー(ゆで)小房3つ分(45g)188
かぶ(根、皮つき、生)普通サイズのかぶ1個(70g)176
大豆もやし(ゆで)1/2 袋(100g)117
にんじん(皮つき、ゆで)小1/3本(30g)104
アスパラガス(ゆで)小2本(30g)64
赤色ミニトマト(生)小3個(30g)44

海藻類のカルシウム含有量※3

食品1食分(g)カルシウム(mg)マグネシウム(mg)
乾燥わかめ1/2 枚(1.5g)449
とろろ昆布お吸い物1杯分(5g)3326
もずく(塩抜き)1人分(30g)74
焼き海苔1/2 枚(1.5g)45

いも類・果実類のカルシウム含有量※3

食品1食分(g)カルシウム(mg)マグネシウム(mg)
みかん中1個(可食部 80g)179
さつまいも(皮つき、蒸し)天ぷらサイズ(小)のさつまいも2枚(40g)169
長芋(生)1食分(80g)1414
キウイフルーツ(緑肉種、生)1/2 個(可食部 40g)106
いちご(生)中3粒(45g)86
アボカド(生)小 1/2 個(50g)417

カルシウムは毎日しっかり補給する必要のある主要ミネラル(多量ミネラル)

カルシウムは毎日摂取する必要のある主要ミネラル(多量ミネラル)です。ミネラルは身体で作れないため、必ず食事として摂る必要のある5大栄養素のひとつです。
※ミネラルって何?

カルシウムは

・神経細胞における情報伝達の指令役
・強い骨や歯を作る
・筋肉の生理機能

など、健康な心と身体の基礎をつくる上でとても重要なミネラルです※4
※脳の情報伝達の仕組み:ナトリウム・カリウム・カルシウムの連携で神経伝達物質が働く科学的メカニズム

カルシウムとマグネシウム:厚生労働省から推奨されている比率はおおよそ【2:1】

マグネシウムとカルシウムは、複雑な相互作用が昔から知られている栄養素です。カルシウムとマグネシウムの摂取量は、おおよそ【2:1】の割合での摂取が「日本人の食事摂取基準(2025年版)」により設定されています。

厚生労働省が推奨している1日での摂取量(推奨量)は、例えば

・15~17歳(男性): カルシウム800 mg:マグネシウム360 mg
・15~17歳(女性): カルシウム650 mg:マグネシウム310 mg

を推奨しています。

今回食品ごとに比べた表を見ると、カルシウムがマグネシウムの何倍も多いものがあることがわかります。マグネシウムとのバランスを考えながら、栄養バランスの良い食生活を送ることが勧められます。

※マグネシウムを多く含む食品 では、食品中のマグネシウム含有量を紹介しています。

分子栄養学に基づく栄養アプローチで、毎日の食事を賢く良い食品を選び、健康の維持増進に生かしましょう。

※1 Fiorentini, D.,et al. (2021). Magnesium: Biochemistry, Nutrition, Detection, and Social Impact of Diseases Linked to Its Deficiency. Nutrients, 13(4), 1136.

※2 出典:「日本人の食事摂取基準(2025年版)の策定ポイント」(厚生労働省)(https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001396865.pdf)(2025年6月20日に利用)

※3 各食品の栄養素含有量は『日本食品標準成分表2020年版(八訂)準拠.食品成分表2022(女子栄養大学出版部)』より、下記のように算出しています。
・マグネシウム(mg):小数第一位を四捨五入
・カルシウム(mg):小数第一位を四捨五入

※4 Jomova, K.,et al. (2022).  Essential metals in health and disease. Chemico-Biological Interactions, 367, 110173.

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